おまとめローンとのりかえローンの特徴と上手な利用方法
多重債務に悩んでいる方が増加している中で、そのような方を救済するプログラムとして、
消消費者金融や銀行カードローンは、おまとめローンとのりかえローンという方法を用意しています。
プログラムとしては消費者金融業者が行うプログラムが多いです。
しかし銀行カードローンの場合は初めから金利は低いですし、借入限度額も高い設定の銀行が多いので
銀行で高めの限度額で乗り換えを実施できると、必然的におまとめローンを行ったことと同じことになります。
おまとめローンのプログラムのメリットとして挙げられるのは、
まずは多重債務者の返済先を一本化することができるという点です。
多重債務者の多くは、1つの金融機関からの借金額が100万円以上になっている場合が多く、
それが4社以上にもなっている状況です。
また、延滞している方が多いですから、損害金の加算もあって、
もう首が回らない状況になっているケースもあります。
そんな時に、金利の安い業者に借金を集中することができると、
月々の返済日も一本化することができるので、負担軽減につながります。
しかも借金一本化ができると、借金を返済する目標が明確になり
借金返済に近づくことが可能になります。
しかし気を付けたいことは、借金一本化をしたとしても結局は借金は残ったままですので、
おまとめローンを実施したからといって、返済の義務が減ったことでは無いです。
おまとめローンとのりかえローンの違い
おまとめローンとのりかえローンには2種が大きくありますが、その2つには根本的な違いがあります。
おまとめローンの場合には、多重債務からの脱却が大きな目的なので、
一本化してしまうことに意義があるのです。
その後に金利を安く使用などということではありません。
一方で、のりかえローンの場合は、金利の低いプログラムが見つかった時に、
そのプログラムに乗り換える形で借金することで、将来的な返済総額を減額しようとするものです。
しかし既に多重債務者の方が最初からおまとめローンを行うのは厳しく
のかかえローンを繰り返していくことになります。
のりかえローンを何度も行っていけば、最終的におまとめローン(借金一本化)が行えたことになるので、
まずは地道にのりかえローンを実施して行くことが、借金問題解決の近道になります。
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乗り換えローン審査 カードローン賢く低金利で借り換え のりかえローンの貸し付け条件は
現在どこかの銀行や消費者金融などからカードローンを借りていたとしても、見込みに反して利息が高すぎて支払いきれなかったり、複数の会社ごとに利息がまちまちで返済しにくいといった不満はよくあることといえます。このような場合には、別の銀行や消費者金融が提供している乗り換えローン、のりかえろーんと呼ばれるサービスを検討してみるのが得策です。
これは現在よりも金利が低く設定されているカードローンを契約して借り入れをし、これまでのカードローンで未払いの借金はいったんすべて返済してしまうことを指しています。このようにすれば、元のローンの高い金利をこれ以上支払う必要がありませんし、新しく乗り換えたほうのローンも金利が低いため、同じく返済は必要とはいっても、これまでよりも生活に余裕が出てくるはずです。
できれば正式に乗り換えローンの契約をする前に、店頭またはインターネットで返済額のシミュレーションができれば試しておいたほうがよいといえます。シミュレーションによってこれまでのカードローンの契約を続けた場合の利息を含めた総返済額と、乗り換え後の契約による総返済額を比較して、どれほど節約になるのかがわかれば、今後の生活の再建のためのプランも立てやすくなります。総返済額が減ることに加えて、毎月ベースでの返済額も減るはずですので、家計簿などを付けている場合はよりメリットが把握しやすいはずです。
乗り換えローンの申し込みは店頭で受け付ける場合とインターネットの専用フォームから受け付ける場合の両方ありますが、基本的に申し込みをしたあとで審査があり、審査を通れば正式に契約して貸し付けを受けられる点は、一般的なカードローンとそれほど変わりません。ただし必然的に一般のカードローンよりも金額が大きくなることが見込まれますので、たとえば年齢が20歳以上で年収が200万円以上ある人などの、一定の制限が付けられていることがあります。
基本は安定継続した収入があって、返済が本当に可能かどうかを保証会社が確認できることが審査のポイントといえます。年収がある程度は必要なのはその意味で当然ですが、ほかにも以前のカードローンやキャッシングなどの借り入れで滞納を繰り返すなどの行為がなかったかどうかもチェックされます。返済に不安のある人に対してお金を貸したくないのは銀行と消費者金融のどちらであっても同じことです。そして過去の滞納状況などは信用情報機関に一定の期間にわたって登録されており、審査の段階ではそのことが明らかになってしまうものと考えたほうがよいといえます。
逆に乗り換えローンを利用したとしても返済不能な状態が変わらないようであれば、むしろ個人再生や自己破産など、法律上の救済措置として存在する債務整理の方法で対応することも選択肢としたほうがよいでしょう。債務整理となれば弁護士などの法律にくわしい専門家のアドバイスが必要ですので、まずは法律事務所に予約をして法律相談を受けるのがベストです。その上で具体的に弁護士に手続きを依頼するかどうかを決めることになります。
また乗り換えローンの貸し付け条件についてですが、基本は以前のカードローンよりも低金利で、なおかつ期間も数年間にわたって引き延ばしが可能になっていることが多いといえます。これは乗り換えローンの性質上当然といえますが、取り扱っている銀行や消費者金融によっても条件がまったく異なることがありますので、見比べて条件がよいところと契約する必要があります。
その際に注意しておきたいのは、いくら毎月の返済額が以前よりも少なくなるからといって、それだけで総返済額も少なくなるとは限らない点です。単に返済期間が長くなったために毎月の返済額が減っているだけで、すべての期間を合わせてみればむしろ利息も余計にかかっているおそれもあります。そのため事前にシミュレーションをして数字として確認をしておくことはたいせつです。また保証人や担保なども通常は不要なはずですが、もしも保証人などが条件になっていると、万が一にも返済ができなかった場合に迷惑をかけてしまいますので、いちおうはパンフレットなどの記載を確認しておくのが無難です。
ほかに乗り換えローンと似ているものにおまとめローンと呼ばれるものがあり、場合によっては同じ意味で使われることもあります。おまとめローンのほうは複数の会社からの借り入れを一本化することが目的で、単なる借り換えとはニュアンスが異なります。しかし新しく借りるローンでいったん既存のローンの残高を支払ってしまうことや、実際におまとめローンを利用すれば以前よりも金利は少なくて済む場合が多いことを考えると、乗り換えローンと内容的にはそれほどの違いはなく、単に商品名だけが違っているだけともいえます。そのため商品名にこだわらずにメリットがあるかどうかで判断するのがよいでしょう。